今日はは年度末ですね。転勤族にとって、年度末と年度初めはとっても気になる時期です。
だって、転勤となると年度末までに転勤先へ引っ越しし、年度初めから転勤先での仕事を開始しないといけませんから。
そんな桜が満開の今年の年度末は、一番仲の良かった転勤族の奥さまのお友達が関西へ転勤の時となりました。

ご主人様が関西のご出身なので関西への転勤を希望されていただけにおめでたい話ではあるのですが、彼女とは5年前に出会い、同じ年でもあり非常に仲良くなり、一緒に出掛けたり学んだりと転勤生活の中で一番濃い付き合いが出来たお友達でした。
子供のいない私としては、子供を通しての出会いもなくなかなかお友達って出来ないんですよね。習い事に行ってみても簡単に出来るものでもなく、仕事に行ってもそう。ですから、貴重な出会いであり貴重な存在の彼女でした。
今はネットがあるので距離が離れても近況はお互いに知ることが出来るので以前ほど寂しくはないにせよ、リアルで「ちょっとお茶しない?」「ランチしない?」と言える存在がいなくなるのはとても寂しく残念です。
最終日の今日、お互いに自然と手紙を交換していて、書いてあることも同じようなことでした。読みながらジワっと来ちゃいましたが、変わらないものなんてない。世の中は無常であり、常に変化するもの。自分の存在すら不変で確固たるものはない。その仏教の教えが頭に浮かびました。別れの時には余計にしみじみと思います。
私も新居への引っ越しが5月に控えています。そう考えると、福岡にはたった1年しかいませんでした。そんなたった一年と短かった福岡生活ですが、彼女のおかげで頼もしく、ありがたく過ごせたこの時とこの縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
新天地での彼女と彼女ののご家族に幸あれ!!
〈追記です〉
彼女から最後にもらったギフトです。私の心である色のパープルを主色としたトルマリンの空間清浄オブジェ。

形も、果物の中で一番好きな林檎の形。しかも敏感な体質の私にピッタリのものを選んでくれたなんて。改めて彼女の存在の大きさを感じました。
私も彼女みたいに相手を思いやれる人間になれるよう心がけたいと思いました。




