我が家のきょうだい猫たちのこと

子供のいない私たち夫婦は、結婚当初から保護猫をもらって来て飼っていました。その仔は、ちゃおという名前をもらい19歳4か月まで長生きしてくれました。

そのちゃおが天国に行ってしまってからちょうど3か月後に、ちゃおの100ケ日の法要へと大分県由布市狭間のベット霊園に向かう途中の道端で偶然見つけ、保護したのが今我が家に来ているオスのトラとメスのあんちゃんです。

今日は、そのトラとあんちゃんのことを書こうと思います。

山の中で見つけて保護したものの、すぐには福岡のマンションに連れていく決断が出来ませんでした。なぜなら、ちゃおが亡くなったばかりでしたし、もうしばらくペットは飼うのはやめて旅行とか楽しもうと話していたからです。

けれど、見つけてしまった以上保護してもらった以上そのままにしておくわけにはいきません。幸いにも、動物愛護センターは日曜日で電話がつながらず、住職さんのお知り合いの保護猫活動をされている方にまずは面倒を見てもらえることとなりました。

その方は、現在でも11匹の保護猫とともに暮らすママさんで、法要の後に住職さんに段ボールに入れてもらった仔猫たちをお渡ししました。その足で動物病院へ行き検査をしてくださいました。


いったんは福岡へ戻ったものの、気になって気になって仕方なく、連日いただく写真を見る度に「ウチで面倒を見なくては!」という気持ちが募り、11月3日の文化の日に引き取りに伺いました。


保護猫活動をされているママさん曰く、「運命の猫っているんですよ。連れて帰ってもらう時に、猫たちが嫌がることがあります。それは、『この人じゃない!』と言っているかのようなんです。そういうお宅に行った仔は、大体相性が合わず帰ってきます。けれど、猫好き転勤族の妻の人さんの時は、2匹とも自らケージに入っていきましたね。それを見て私ももう大丈夫だって安心したんです。」とのこと。



山で拾った時、持っていたちゃおのお供え用のカリカリをやりました。その後の病院の検査では、検便しようにもおなかが空っぽで出来なかったとか。よほどおなかが空いていたんでしょう。その時のごはんをくれた人だ!と覚えていたのかもしれません。

大分道を大分から福岡へ向かう途中、もうミャアミャア鳴きっぱなしで運転の気が散って怖かったこと怖かったこと。

帰宅してすぐ入れられるように注文した猫用ケージ3階建ては、夫に頼んで作っておいてもらってました。

なので、車を停めて家に戻り、すぐその中に入れました。
かわいいことと言ったら。

今はすっかり大きくなって、ほとんど大人サイズですから、仔猫でいる間って本当に短いです。少しでも仔猫時代を一緒に過ごせてよかったと思っています。

ところが、福岡に連れて来てまもなく、トラが咳をするようになりました。最初は、すぐ治るだろうと思っていたのですが、いつまで経っても治るどころか悪化していて、、

心配になって病院へ連れて行きました。

つづく